【新機能】New RelicとAmazon Q Businessの連携が発表されました! #AWSreInvent #newrelic

【新機能】New RelicとAmazon Q Businessの連携が発表されました! #AWSreInvent #newrelic

AWS re:inventにて、New RelicとAmazon Q Bussinessの連携が発表されました!
Clock Icon2024.12.04

おはようございます( ◜◡◝ )
ゲームソリューション部/業務効率化ソリューション部のきだぱんです。

現在、AWS re:inventが絶賛開催中です!
私は、参加していませんが、re:inventに合わせてNew Relicのアップデート情報があり、New RelicとAmazon Q Bussinessの連携が発表されました!
https://newrelic.com/blog/nerdlog/aws-reinvent-2024-innovation?utm_source=twitter&utm_medium=community&utm_campaign=global-fy25-q3-aws-reinvent-2024-innovation
https://aws.amazon.com/jp/blogs/machine-learning/elevate-customer-experience-by-using-the-amazon-q-business-custom-plugin-for-new-relic-ai/

New Relicについて

New Relicはオンプレミス、クラウドを問わずあらゆるシステムメトリクスを収集して、ボトルネックの特定や障害対応を高速化します。
システム全体の状態を観測・可視化し、課題の発見と現状の把握が可能です。
アプリやインフラの性能、ユーザー側のレスポンスまでリアルタイムで⼀元的にモニター可能で、顧客体験の向上、クラウドコストの削減、デジタルビジネスの成功に不可欠なすべてのエンジニアリングプロジェクトをサポートしてくれる製品です。

https://classmethod.jp/partner/newrelic/?inquiry_page=https://classmethod.jp/partner/newrelic/

Amazon Q Businessについて

AWSが提供する注目の生成AIサービスです。
Businessとついているので、企業向けに設計されたサービスです。
企業内のデータを基に質問に答えたり、要約を作ったり、コンテンツを生成したり、タスクを完了させるような目的で使用します。

https://aws.amazon.com/jp/q/business/features/

発表内容を見ていく

今回の発表では、New RelicがAmazon Q BusinessのAIアシスタントと統合が可能になったという内容です。
ビジネスおよびIT作業者は、これまでにない方法で運用上の問題に素早く対処できるようになります。
単にダッシュボード上のデータを見るのではなく、業務の場で会話型言語インターフェースを通じて根本的な問題を理解することができるはずです!

“Enterprises are focused on unlocking the value of their data, leveraging the potential of AI, and driving business growth,”
by New Relic CEO Ashan Willy.

New Relicは、アプリケーションのパフォーマンス低下、サーバー障害、ネットワークボトルネックなどの問題を検出・解決するのに役立つリアルタイムモニタリングシステムを提供しています。
データが多数の異なるシステムに分散しており、収集が困難な場合もよくあると思います。が、これこそがNew RelicのAIエージェントが得意とする組み合わせです。

主な機能

  • 自然言語のアクセス
    • 情報にアクセスし、要約を生成し、エンタープライズシステム内の情報に基づいてタスクを安全に完了〜問題解決のための情報を提供。
  • リアルタイム分析とインテリジェントなレコメンデーション
    • 現在のパフォーマンスデータから得られるパフォーマンスの状況について、特定のサービス、ホスト、システムコンポーネントを照会し、過去のトレンドとベストプラクティスと比較
  • アラートレポート
    • アプリケーション状態の分析に基づく高度な情報とインテリジェントなレコメンデーションをパッケージ化
  • Amazon Q Business内での直接的な情報表示
    • New RelicとAmazon Q Businessのインターフェース間の切り替えを不要にし、より迅速に問題解決を実現

以下xの投稿にあります実際の画面を見ていただくとどんなことが行われているのかイメージがつきやすいかと思います。

https://x.com/newrelic/status/1864014607754637813

ユーザーがビジネスシステムで問題に遭遇した場合、アラートによってダッシュボードを確認することになりますが、それはただのデータです。
有用で重要なデータではありますが、消化し解釈するのに時間がかかる可能性があります。
そこで、Amazon Qが、それを見ている人の目的に基づいて自然言語での文脈化してくれます。

例えば、アップデート後に問題が発生し、ユーザーが開発者である場合、裏側では、New RelicのAIエージェントがAmazon Qに、以前のコード、コードの変更、以前のパフォーマンス、現在のパフォーマンスを理解するために必要なすべてのデータと情報を提供します。
Amazon Qは、問題の性質とコードアップデートがどのように影響を与えた可能性があるかを要約してくれるのです!
これにより、ユーザーはコードの修正方法やロールバックの完了方法についての推奨事項を確認することができます。

終わりに

New Relicは、observabilityプラットフォームで唯一Amazon Qと連携しました。
これにより、New Relic で保管していたデータを分析する際の手助けにとてもなると感じました。
実際に試してみたブログも公開したいと思っています!
カスタマイズして一つ一つに合った監視をぜひ行ってみて下さい!
New Relicに関するブログも沢山展開されていますので、是非こちらもご覧ください。
https://dev.classmethod.jp/tags/new-relic/

この記事がどなたかのお役に立てば幸いです。

Share this article

facebook logohatena logotwitter logo

© Classmethod, Inc. All rights reserved.